訪問リハビリって、何をするの?
リハビリと聞いて、皆さんはまず何を思い浮かべますか?
私が行っている中では、マッサージの先生のような施術や筋力トレーニングをガシガシ行うイメージを持たれている声が多く聞かれます。
また、訪問リハビリとなると、病院や施設ではなくご自宅という限られたスペースで行うこともあり、実際に行う前から抵抗感を強く持たれている方が多い印象です。
そもそもリハビリテーション(Rehabilitation)という言葉は、
re(再び、戻す)とhabilis(適した、ふさわしい)から成り立っています。
つまり、単なる機能回復ではなく、
「人間らしく生きる権利の回復」や「自分らしく生きること」が重要で、
そのために行われるすべての活動がリハビリテーションなのです。
訪問リハビリでは、身体機能の改善を目指すのはもちろんですが、リハビリスタッフが実際に生活環境を見られることが強みです。
例えば、安全な入浴方法や安全な外出方法の提案など日常生活の指導/助言から、福祉装具の相談まで行うことができます。また、ご本人だけでなくご家族との介護の相談など、ご自宅だからこそ行えることは多岐にわたります。
一緒に目標に向かって、生きがいや自己実現を支援し、生活の質の向上を目指すことを目的としています。リハビリでお悩みの方は、お気軽に当院の訪問リハビリテーション部へご相談ください。
訪問リハビリテーション部 理学療法士 南