これからの管制塔看護についてお伝えします!
緊急往診の翌日は電話による体調のフォローを行います。訪問診療時の所見や採血結果、電話相談からキャッチした情報をもとにフォロー計画を立て、テレナーシングを行っていきます。テレナーシングでは、ICT(遠隔モニタリングやeHomeCare)を活用し、医療用SNSで訪問看護師・ケアマネ・訪問リハビリ・ヘルパーなどと状況を共有しながら、地域と一緒に体調のフォローを行っています。
当院ではテレナーシングを行う看護師を空港の管制塔機能に例え、"管制塔"と呼ぶことは以前>にもお伝えしました。管制塔看護は、地域へ情報発信・地域からの情報をつなぐ役割を担っています。多職種と情報共有を行い、お互いに同じ方向を向いて患者を支援できることに力を注ぎます。一番、大切にしていることは、自宅でも安心した医療を受けられ、その人が送りたい生活・人生を過ごせるように支援する、ということです。
これからの管制塔は、こんなことを目指していきます!
- ICTを活用し、より多くの人へ適切な医療・看護を提供する。
- 患者・家族の『自宅で過ごしたい』という思いを共に実現する。
- 『その人らしい人生』を支えるために、人と人とをつないでいく。
ゆみのハートクリニック看護部
小林由佳