訪問リハビリテーションの1日
ゆみのハートクリニックでは、理学療法士13名、作業療法士4名、言語聴覚士1名で訪問リハビリテーションを実施しています。今回は訪問リハビリテーション部セラピストの1日をご紹介します。
セラピストの1日は朝ミーティングから始まります。
ミーティングでは、患者さんの情報共有を中心に行い、適切な方針を確認します。
それぞれ準備を終えたらいざ出発!
移動手段は自転車・バイク・公共交通機関と様々。
この日は自転車で訪問します。紫外線対策もバッチリです。
患者さんのお宅へ訪問して最初にするのはバイタルチェックです。
体調の変化がないかお話を伺いながら確認します。
「また孫に会いに行きたい」 「夫に食事を作りたい」
など患者さんによって目標は様々ですが、その人らしい生活が送れるようサポートします。
- 実際に行う動作の練習
- バランスや筋力トレーニング
- 手すりやベッド位置の検討など環境調整の提案
- ご家族への介助方法の助言
なども行います。
訪問リハビリテーションは週に1~2回ですので、訪問時間外にも出来る取り組みやトレーニングについても提案します。
定期的に行うリハビリテーション診察(会議)では、目標の達成状況や生活状況、医学的注意点等を医師と話し合い、その方に合わせた設定が見直されます。また、その情報はご本人・ご家族やケアマネージャー初め他の在宅診療に携わるスタッフとも密に共有します。電話やFAX、サービス担当者会議で意見を直接お伝えし、介護と医療をつなぐ役割も担ってます。1日4~5件のお宅を訪問し、カルテに記録し業務が終了です。
業務後は症例検討会や勉強会などを行い、訪問リハビリテーション部全体のレベルアップを図っています。
訪問リハビリを楽しみにしてくださる患者さんも多く、
「今週はこんなことをした」 「こんなことができるようになった」
と、変化を一緒に共有できることが、訪問に伺った際の私どもの楽しみです。
また、ご家族からも「来てもらうと元気が出る」と言って頂くこともあり、私どもの原動力になっています。
お身体のことでお困りがあれば、是非!ご相談ください。
訪問リハビリテーション部