第1回地域でみる非がんのケースカンファレンス
この度、第1回地域でみる非がんのケースカンファレンス 多職種でみる心不全-在宅療養のポイント-を開催しました。
今回は渋谷・世田谷・目黒を中心とした医療・介護関係者の皆様へお声掛けさせていただき、場所は渋谷ヒカリエ内にある会議室を利用しました。11階の窓から渋谷を一望できる会場で、当院内で行っている高田馬場心不全カンファレンスなどとはまた違った雰囲気に、スタッフもやや緊張気味でした。
プログラム1は、当院医師鮫島のファシリテーションのもと、看護師長田による病院から在宅へ退院された心不全の患者さんのケースカンファレンスを行いました。
- どのような生活を予測するか?
- この方のサポートにどんなサービスが必要か?
- 症状増悪の時にどんな選択をするか?
このようなディスカッションポイントを設け、検討していきました。また、心不全にまつわる練習問題も出題しました。
今回、初の試みとして、QRコードを利用しその場で回答を集計・表示しました。それぞれの職種・支援者としての思いが形として表れていた結果には、参加された皆さんの反響が大きかったです。
プログラム2は、当法人理事長の弓野による心不全レクチャーでした。
心不全にまつわる様々なデータ、心音を聞く時のポイントなど、実際の現場ですぐにでも使える内容が盛り沢山でした。参加者みなさんも真剣なまなざしで、時に大きくうなずきながらメモをとられていました。
カンファレンス後に実施した懇親会にも、月曜日遅い時間ながら多くの方が参加していただけました。職種を超えての相談事、時には苦労話も交えながら、皆さん和気あいあいとした時間を過ごされていました。
今後もこのような勉強会を継続して行い、地域に根差した関係性、よりよいチーム医療・チームビルディングにつなげていきたいと思います。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
ソーシャルワーカー 西嶋