地域のゆるいつながり
当院外来通院中の80歳代のMさんは、地域のラジオ体操を立ち上げて約40年間参加されています。
はじめは数名からはじまったラジオ体操ですが、いまでは200名近くも参加するまでになりました。 毎朝6:30から近くの公園で行われ、参加者にはスタンプカードを配布し、年間150日以上参加スタンプをためられた方には、区長より賞状が授与されるます。スタンプカードなどの諸費用は、数名の有志の方が公園の清掃ボランティアを行って稼ぎ、カード自体はMさんの娘さんが作成されているそうです。
長く継続する秘訣は「ゆるい繋がり」
参加するもしないも自由、体操後におしゃべりするもしないも自由。そんなゆるさが大事、と話されていました。最近顔をみないご高齢の方がいると、近所の方が心配して見回りなどもあるようです。
ご近所付き合いが希薄と言われる昨今で、このように繋がることが出来る地域の素晴らしさを感じました。これからも元気に参加して頂けるよう、クリニックスタッフ一同サポートさせて頂きたいと思います。
在宅療養支援室
ソーシャルワーカー 齋藤