第20回日本心不全学会学術集会に参加しました
10月7日から9日まで札幌で開催された日本心不全学会学術集会に参加しました。
「チームで挑む・癒す心不全 -HF team, Be Ambitious-」というテーマで開催された本学会は、医師を中心に看護師、リハビリテーションスタッフ、薬剤師、管理栄養士など心不全にかかわる様々な職種が集まり日ごろの成果を発表、皆さん熱心に議論していました。
様々なセッションを聴講しましたが、「高齢心不全」「心不全パンデミック」「意思決定支援」「フレイル」などキーワードとなる単語が飛び交っており、心不全の領域でも近年注目されている分野であることを肌で感じました。
当院からも座長、演者、ディスカッサーなど様々な立場で参加しており、益々心不全チームとしての在宅医療やコメディカルの重要性を感じました。
理学療法士が、心不全治療に関して貢献できることは微々たるものかもしれませんがテーマにあるように「癒す」という視点では、まだまだ可能性は広がると思いました。
「癒す」と言えば、参加したスタッフ一同、札幌の美味しい食べ物にも癒されて帰ってまいりました。もちろん、留守を守っていただいたスタッフへの「癒し」も忘れずに持って帰ってまいりました。
理学療法士 鬼村 優一