「第9回高田馬場医療介護ネットワーク」開催報告 !
2月18日にゆみのハートクリニックにて「第9回高田馬場医療介護ネットワーク」を開催しました。 このネットワークは、高田馬場近隣の医療介護従事者の連携強化、地域の医療介護の質の向上を目的に、訪問リハビリテーション部が主体となり、リハビリテーション関連の勉強会などを行ってきました。コロナ禍でしばらく中断していましたが、5年ぶりに再開することができました。
今年度は、外部から16名(ケアマネジャー8名、薬剤師2名、理学療法士・作業療法士6名)、ゆみのスタッフを含む総勢38名の方々にご参加いただきました。非常に活発で、有意義な時間を共有することができました。
今回は2部構成で進行し、1部では、心不全の特徴についての理解を深めるとともに、ADL(日常生活動作)が高く過活動気味の心疾患を持つ実際の症例を通じて、心疾患を抱えながらその人らしい生活を送るために、リハビリでの関わりや多職種連携などについてご紹介しました。
続く2部では、「心疾患の方がその人らしい生活を送るために、支援するうえで迷っていること」をテーマにグループワークが行われ、活発な意見交換が行われました。司会の声が届かないほど、皆さんが熱心に話し合っている姿は印象的でした。皆さんの熱気で、部屋全体も暑くなるほどでした。
今回のネットワークでは、心疾患を有する方が自分らしい生活や活動を送るために、私たちがどのように支援できるのかを改めて多職種で考える貴重な機会となりました。
実際の症例を通じて、支援の方法や考え方を共有できたことが、参加者の皆さまにとって有意義なものとなっていれば幸いです。
今回を機に、地域で心不全を抱える方々がその人らしい生活を継続していくために、医療と介護の連携がさらに促進されることを願っております。
次回も皆さんと熱いディスカッションが行えればと思います。
※次回の開催日程は決まり次第、クリニックHPやフェイスブックで告知いたします。
訪問リハビリテーション部 理学療法士 橋本