「その人らしい人生」を叶える訪問リハビリ
私は前職の病院での経験から、在宅でのリハビリに関わりたいという思いがあったため、一昨年当法人へ入職しました。
病院のリハビリ室で行うリハビリと、患者さんのご自宅で行うリハビリとでは、行うことは同じでも見る視点が異なるように感じます。入職した当初は、もちろん戸惑いもありました。
しかし、法人研修やリハビリテーション部で行っている勉強会などを通して、多職種の働き方や知識を増やすことができました。また、カンファレンスやスタッフ間の相談を通して、患者さんとの向き合い方を学べるため、安心して働くことができています。
私が常々意識していることは、患者さんの在宅生活をADL動作(日常生活動作)だけで考えるだけでなく、「その人らしい人生を送っていただくために、訪問リハビリとして何ができるのか?」といったところでしょうか。
この方は主治医の先生や看護師さん、ケアマネージャーさんなどとの多職種連携を取りながら、リハビリの時間だけでなく日中の体の動かし方も工夫しながら体力をつけていきました。動けるようになったことで、好きなことが少しずつできるようになっていきました。ご本人の努力の賜物ですが、多職種で連携して患者さんを診ることもとても大切だと感じております。
限りある時間の中で、動けるようになり「好きなことに取り組めるようになった!」「行きたいところへ行けた!」などのお話を聞くと、冥利に尽きる気持ちです。
また、11月29日(水)に訪問リハビリテーション部のオンライン就職説明会が開催されます。
お申し込みは⇒こちら
当法人のリハビリ職の詳しい働き方や取り組みなどをお伝えする予定ですので、ご参加ください!
リアルタイムで皆様からのご質問にお答えするコーナーも設けておりますので、「在宅のリハビリに興味はあるけど、未経験なので不安」「入職後の研修制度が知りたい」といった質問や疑問がございましたら、ぜひ直接お声をお聞かせいただければ幸いです。
訪問リハビリテーション部 理学療法士 迫内