PSG症例検討会「こんなときどうする？-PSG記録事と解析時-
2017年10月19日(木) 第5回高田馬場PSG症例検討会を開催いたしました。
都内の近隣施設だけではなく、関東圏の多くの施設からご参加いただき、医師、臨床検査技師を合わせて30名を超える検討会となりました。
今回の検討会は【こんなときどうする?－PSG記録時と解析時－】をテーマとし、PSG検査時の日々の疑問について議論を行いました。
前半は、当院の睡眠検査統括である川名より、PSGのトラブルシューティングについてPSG記録時、解析時に分けてのレクチャーが行われました。
後半では、当院から判定に難渋した症例を4例提示し、どのように解析をするのが望ましいのか、検査時の波形を元に解説を行いました。
また、外部施設からも議題をいただき、当院を含む複数施設での経過を辿った心不全患者さんの医療連携・情報共有について議論を拡げることができました。
私たち医療技術者は、検査時や解析時に問題に直面しても、解決策が分からず対処に難渋することも多く経験します。その疑問を分からないままにするのではなく、ひとつひとつ明らかにしていくことで、知識を深め、より良い検査結果を提供することが私たちの責務であると改めて実感した検討会でした。
検討会終了後の懇親会では、とても和やかな雰囲気で会食しながら「とても勉強になりました」「大変興味深い症例でした」など、たくさんのお褒めのお言葉をいただき、満足度の高い検討会を開催できたのではないかと思います。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。次回のご参加もお待ちしております。
検査部
臨床検査技師 大木拓郎
